たいちょーの雑記

ぼくが3日に一度くらい雑記をかくところ

ICPC2018国内模擬に参加しました

参加した

参加しました

ABCEの4完でした。

イカれたメンバー紹介

  • ぼく(@xztaityozx_001)
    • いつもはC#で参加しているヤツ。ICPCには無いので実力が2割しか出せない
    • バグ産みマスター
  • wheson(@wheson)
    • 実質水色の緑。紅茶が好きらしい
    • vimのDockerfile試しておいてって頼んだのにスルーした悪いヤツ
  • eliza0x(@eliza0x)
    • いつもはHaskellで参加してるヤツ。C++に翻弄されるのが好き
    • 構文解析は任せろって言ってた

敬称略します

準備

僕の研究室を会場にすることになったので、PCのセットアップをした。僕以外の二人がUS配列を使う人たちだったので、Fcitxの設定を色々した。
エディターはvimで良いだろうとなったので、設定ファイルをかき集めてシンボリックリンクを貼り直すようなスクリプトでも作っておくか〜と思ったけど、Dockerでいいじゃんとなったのでそっちを用意した。

どのターミナルが誰のvimかわからんみたいになったので、ノード名を変えるとかしたほうが良さそう

直前にプリンターが死んだけど気合で直した。えらい

開始〜A問題ACまで

とりあえず全部印刷して、A,B,Cをざっくり見た。whesonが「Aはやるだけですね」と言ったので自明に実装が早いwhesonにまかせてB,Cをeliza0xと読むことにした。

Cを読んでいたらBNFが見えたので、eliza0xに投げた。ワクワクして「やるだけですね」と言ってた。
Bを読んでいたeliza0xが条件を式にしてくれていたので、ほぼ読んでないけど書けそうになった。

そうこうしているうちにwhesonがAを通した。ここまででだいたい15分だった。

D,Eの考察とCの実装

eliza0xが先にC行けそうなのでやりたいとすごいやる気だったので譲った。その間Dをwhesonと眺めることにした。

各桁にはコレだけ目的の数があるよね〜〜って式を立ててたんですが、ホワイトボードで列挙して数え上げたときと誤差がでて死亡。任意の2つの数字の組み合わせで、小さい順に並べると二進数っぽい増え方するよね〜って言ったりしていたけど、ダメそうだったのでEを先に見ることに。このときeliza0xは半分ぐらいCが出来ていたっぽい

これは失敗だが、3部問題を印刷しなかったので、全員が一度に問題を見れなかった。なので先にwhesonにEを読んでもらった。

whesonが「グラフですね」というのでイヤだなーと思っていたが、条件を聞くと二部グラフの波動を感じたので言った。whesonも少し考えた後、目を大きく見開いてそうですねといっていたので、ほぼ考察終了。このときの彼の顔がまさにピンときたみたいな顔だったので忘れられない。

「ホンマに二部グラフなんか」と思ったので条件を再度精査して、ホワイトボードに書き起こす。そしたら二部グラフ丸出しだったので、そうっぽいということになった。

ライブラリの所有者で実装が完全に頭で出来ていたwhesonがEを書くと言っていたので、僕はBを脳内コーディングして、Cを待つことに。

B,C,Eをバグらせる

この辺は目まぐるしく入れ替わったので、よく覚えていない。

たしか、パーサーはうまく動いているけどどこかが変らしく、eliza0xがCをつまらせていたので一旦、実装の軽いBをやることに。脳内コーディングとeliza0xとのペアプロでそれなりの速度でコードがかけたがやはりどこかがおかしく、プリントアウトしてwhesonと交代した。

ライブラリの写経をしている間に、eliza0xとCの問題文をもう一度よく読み、ほしい答えを読み取る。すると、実装が降ってきたみたいなので交代。この時whesonもどこかをバグらせていたみたいなのでプリントアウトして交代。ここでだいたい2時間経過ぐらい。

怒涛のAC

完全に降りてきていたみたいなのでさっとCをeliza0xが通す。Bも関数の1つがintを返さないと行けないのにboolを返してたという大ポカを修正してちょこっといじれば通ったので、whesonに交代。

Eのバグは写経ミスらしかったので、コーナーケースとかの処理をして、サンプルが通ったのがだいたい終了5分前ぐらい。この間ずっと田中ヒメの過呼吸みたいなやつの真似をしていたんだけど、whesonは気づいてくれなかったし、eliza0xは落ち着いてと言っていたので、やるタイミングを完全に間違えた。

Eを無事ACし、やったぜー!となっていた時は終了2分前だった。

終了後

終了後、弊学から参加していた人々が集まった。みんな口々に感想を言ったり、ここでバグらせたなどを言ったりしていた。あとでランキング?みたいなのを見るとselectedになっていたので素直に嬉しかった。

次は予選本番ですね!!!!!!!!同じ調子でできれば予選突破も夢じゃなさそうなので頑張っていきたい。

今回はコーディング環境周りや、手順、役割配分などで課題も見え、単に座るだけをせずに済んだのでとても良い模擬だった。ちなみに同日のARCは参加TLEしたので、問題すら見ていない・・・・・・(参加したかった)

超・記号オンリー難読化シェル芸の材料について

時代と共にUsageも変わる・・・!

そんなお話

シェル芸botくんにmtコマンドが入った

LANG=Cにもしていただいたみたいなので超・記号オンリー難読化ができる

www.slideshare.net

とっても嬉しい。ありがとうございます。

試してみる

喜び勇んで試しにmtコマンドのUsageを見ようと思ったのでやってみたんですが

思ってた出力と違います。ちなみに期待していたのは以下

$ LANG=C mt --usage
Usage: mt [-?V] [-f DEVICE] [--file=DEVICE] [--rsh-command=COMMAND] [--help]
            [--usage] [--version] operation [count]

なんだこれーと思ったのでとりあえずmtコマンドのバージョンを見てみると

$ mt --version
mt (GNU cpio) 2.12
...

え〜〜〜全然違うなるほど〜。どうやらaptでインストールできるmtは少し古いみたいですね

$ apt search mt-st 
ソート中... 完了
全文検索... 完了  
mt-st/bionic 1.3-1 amd64
  Linux SCSI tape driver aware magnetic tape control (aka mt)

やっぱりバージョンによってmtのUsageが違うんですねー。時代を感じる

GNU CPIOのサイトで公開されているChangeLogを眺めてみると、何回かmtのUsageを変更したゼみたいなことが書いてあります(英語わからん)

GNU CPIO

具体的にどのリリースからUsageが違うのか、配布されてるソースをビルドしてみたりしたんですがわからなかったです(もうちょっと調査するかも)

マナ の色が違う

しかしこのマナではスライドそのままでは 世界樹 を作ることができません。こうした色の違いを 属性 ということにしました

属性 が違うなら混ぜるか変換すればいいので 命の泉マナ から作れる別のコマンドを探し、世界樹 へつなげます

今回選んだのは tset コマンドです。適当に/usr/bin/bin以下から探して目についたのと、響きがなんか可愛かったので選びました。

tset

tsetは変なオプションをつけるとUsageを出力して終了します

$ tset -@
tset: invalid option -- '@'
Usage: tset [options] [terminal]

Options:
  -c          set control characters
  -e ch       erase character
  -I          no initialization strings
  -i ch       interrupt character
  -k ch       kill character
  -m mapping  map identifier to type
  -Q          do not output control key settings
  -q          display term only, do no changes
  -r          display term on stderr
  -s          output TERM set command
  -V          print curses-version
  -w          set window-size

If neither -c/-w are given, both are assumed.

割とたくさん文字が出ますね。mt始動をやめてtset始動に切り替えても行けるかもしれません

ともかく、tsetmtマナ世界樹 が作れそうです

やったね

一応難読化の解説も書いておきます

# mtのUsage
___=$(mt 2>&1)
# tset
____=$(${___:8:1}${___:1:1}${___:4:1}${___:8:1} -@ 2>&1)

# ls --help
echo ${____:10:1}${____:1:1} -${___:28:2}${____:2:1}${____:10:1}${____:15:1}

なんの解説なの?これ

LANG=C問題

この難読化では文字を変数に格納して展開することを繰り返して難読化します。なのでマナや世界樹を作るmt,ls --helpと言ったコマンドの出力は重要です。

今回のバージョンの違いというのもありますが、特に影響するのは言語設定です。翻訳の程度では全く難読化が成り立たなくなることもあります。

じゃあLANG=Cを必須にして難読化の先頭につければいいじゃん?という御仁もいらっしゃることかと思いますが、頑張ってアルファベットを消したのに復活させるのは悔しいのでダメです

なのでこれらの出力の中でもLANGの値に依存しない部分を切り取ったりすることが肝要です。これは実は発案のkanataさんが 命の泉 を作るときにもやっています。僕はコレをやっていなかったので実は超・記号オンリー難読化はできてないと言えます。

現に日本語設定だとmtのUsageは日本語訳され、以下のように出力されます

$ mt
使用法: mt [OPTION...] 操作 []
Try 'mt --help' or 'mt --usage' for more information.

かなり違うのが解ると思います。使える文字種も減っています。

解決していく

しかし、よく見てみれば 世界樹 を得るだけであれば Try...の行さえあれば大丈夫であることがわかります。

なのでkanataさんのやったようにいらない部分を削っていきます。

$ __=$(mt 2>&1)
$ echo $__
使用法: mt [OPTION...] 操作 []
Try 'mt --help' or 'mt --usage' for more information.
$ echo ${__##*]} 

Try 'mt --help' or 'mt --usage' for more information.

いい感じですね。空行が気になりますが、必要な部分だけ記号のみで取り出せそうです。

同様にls --helpの出力も必要な部分だけ取り出すようにしていきます。

$ LANG=C /bin/ls --help|grep -o .|sort -u|grep "[A-Za-z]"|xargs
A B C D E F G H I K L M N O P Q R S T U W X Y Z a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
$ /bin/ls --help|grep -o .|sort -u|grep "[A-Za-z]"|xargs
A B C D E F G H I K L M N O P Q R S T U W X Y Z a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z

ん?あれ?一緒なの?日本語にしても得られる文字種は一緒に見えます。これならLANG=Cしなくても良さそうです。少なくとも日本語環境では

しかしホンマかいなと思って発表時に得られなかった文字を探してみました。そしたらjだけが新たに現れていました。しかも両方

なんかおかしいな〜とおもって確認したら

$ type ls
ls is an alias for exa

あ〜〜〜exaに変えてたんだった

github.com

実際jが増えたからと言ってどうせJ,Vが足りないのでブレース展開をするので何でも良いんじゃないかと考える方もいるかと思いますが、世界樹内での文字の位置が変わるため、割と死活問題です・・・

まとめ

今回はmtが作るマナについて少し調査しました。その結果

  • 古いmtと最近のmtじゃUsageが違う(この違いを属性の違いとした)
  • aptで探すと出てくるのは古いほう。
  • 古いUsageだとそのままじゃ世界樹にならない
  • tsetのマナから足りない部品を集める。ただしmtは既に使わなくてもいいレベルで文字が豊富

さらにLANG=Cが必須かもしれない問題についても少し取り組みました

  • やはり環境に依存しない部分だけで難読化するのがよさそう
  • mtの場合は必要な部分だけ切り取ってやればOK
  • つまりLANG=Cはなくても良い
  • ただしツールは合わせること(/bin/ls を指定するとか)

難読化シェル芸。とっても楽しいですね。色んな所で話題になっているようで、これで興味を持ってもらえていたら難読化シェル芸クラスタとしてはとっても嬉しいです。ありがとうございます。

これからもヤベー難読化が見つかることを楽しみにしています。

GoでGoogle Spreadsheetにデータを書き込みたい

面倒なことは機械にやらせよう

こんな記事は死ぬほどあるけど他に書くこともない

動機

研究でめっちゃデータ取ってる。もともとデータの集計も手作業でやる系だったんだけど、この部分はシェルスクリプトとかで自動化してMarkdownの表を生成するまではやってた。しかし報告するときにMarkdownの表は見づらいみたいなことをBOSSと同期に言われたので集めてるデータをGoogle Spreadsheetで管理しようと思った。
今見たらこのMarkdownの表、自分でみてもわかりにくい

要件

書き込みたいデータ

double
int
int
int
int
int
int
int
int
int

先頭が少数、その後に9つの整数が縦に続く。これを書き込みたい。
いろんなパラメータを書く欄があるのでカラムはEから始まる。行は4から。Zまで書き込んだあとはEへ戻って下の行へ移動する。

できれば次の行への移動とかも自動でやってほしい。

使う言語

最近GoをはじめたのでGoでやってみようと思った。SpreadSheetはAPIを公開してて、Go向けにもライブラリがあったのでこれでいいやみたいな

developers.google.comhttps://developers.google.com/sheets/api/quickstart/go

作ってみる

ためす

まずは試す。

qiita.com

この解説を一通りやってみると大体の感覚が解る。ちなみにAPIを試すだけならAPIのリファレンスの各ページからも試せる。API試せるのめっちゃありがたい

リファレンスだと自動入力が効いてるのでRequestのbodyとかの書き方をチェックするのにも使えて最高

メソッドを選ぶ

developers.google.comhttps://developers.google.com/sheets/api/reference/rest/v4/spreadsheets.values/batchUpdate

今回はspreadsheets.values.batchUpdateを選んだUpdateをまとめてできるらしい。今の所1回につき1セットのデータしか書き込まないけど、そのうち拡張するかもしれないのでこっちにしておいた。

bodyをみていると、dataっていうところがあった。data便利な単語だと思う。
それで、data にはValueRange型を好きな数書くといいみたい。ValueRange型についてはリファレンスとか解説記事を見るとわかやすい

qiita.com
developers.google.comhttps://developers.google.com/sheets/api/reference/rest/v4/spreadsheets.values#ValueRange

今回最低限書き込みに必要な情報だけまとめるとこうなった

{
    "valueInputOption": "USER_ENTERED",
    "spreadsheetId": "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
    "responses": [
        {
          "range":"E4:E13",
          "majorDimension":"COLUMNS",
          "values":[
                double,
                int,
                int,
                int,
                int,
                int,
                int,
                int,
                int,
                int,
         ],
     },
 ],
}

これをライブラリを使って投げてやればいいだけですね

実装してみる

とりあえずリファレンスのQuickStartをコピペ。かいてあるとおりにやったらAPIにアクセスできるようになった。便利な世の中やでホンマ

ここからはgoを雰囲気でかいているところが散見するのでマサカリが有ったらブンブン投げてほしいところ

変更したところはgetClientを少し変えたぐらい

func getClient(ctx context.Context,credentialFile string) *http.Client {
    b, err := ioutil.ReadFile(credentialFile)
    if err != nil {
        log.Fatalf("Unable to read client secret file: %v", err)
    }

    config, err := google.ConfigFromJSON(b, "https://www.googleapis.com/auth/spreadsheets")
    if err != nil {
        log.Fatalf("Unable to parse client secret file to config: %v", err)
    }
    tokFile := "token.json"
    tok, err := tokenFromFile(tokFile)
    if err != nil {
        tok = getTokenFromWeb(config)
        saveToken(tokFile, tok)
    }
    return config.Client(ctx, tok)
}

contextを受け取れるようにしただけw

次にmain部分をかいていく

func main() {
    spreadsheetId := ""
    ctx := context.Background()
    client := getClient(ctx,"client_secret.json")

    sheetService, err := sheets.New(client)
    if err != nil{
        log.Fatal(err)
    }


    data := []*sheets.ValueRange{
        {
            Range: "E4:E13"
            Values: [][]interface{}{
                0.123,
                1,
                2,
                3,
                4,
                5,
                6,
                7,
                8,
                9,
            },
            MajorDimension: "COLUMNS",
        },
    }

    reqest := &sheets.BatchUpdateValuesRequest{
        ValueInputOption: "USER_ENTERED",
        Data: data,
    }

    res, err := sheetService.Spreadsheets.Values.BatchUpdate(spreadsheetId,reqest).Context(ctx).Do()
    if err != nil{
        log.Fatal(err)
    }
 

    fmt.Printf("%#v\n",res)
}

typescriptをかいてたときも思ったけど。こうやってソースの途中にJSONみたいな記述ができるってのはすごく良いと思う。どう良いかっていうのは説明できない

とりあえずこのままgo runすれば

0.123
1
2
3
4
5
6
7
8
9

みたいなデータがかけるようになったうれしい

もっと自動化する

書き込めて嬉しいけどこれだと書き込みたいデータが変わるごとにソースを更新しないといけない。しかも手作業
ぼくは人間なので手作業をN回すれば絶対1度はミスを犯すのでここも自動にしたいわけです

とりあえずbodyをJSONから読み込めるようにします。

type Body struct {
  Start  int            `json:"Start"`
  End    int            `json:"End"`
  Column string         `json:"Column"`
  Data   []interface{}  `json:"Data"`
}

これはencoding/json パッケージを使えば下みたいなJSONファイルと簡単にやり取りできます

{
  "Start":4,
  "End":13,
  "Column":"E",
  "Data":[
    1,2,3,4,4,5,6,7,8,9
  ]
}

goはこういうところが良い感じですね。すき

リクエストを送るときは書き込みたいデータが既にまとまっているとして、終了時にはリセットしておきます。書き込みたいデータはシェルスクリプトからjqを使って書き込むことにします
つまり

書き込みたいとき

{
  "Start":4,
  "End":13,
  "Column":"E",
  "Data":[
    1,2,3,4,4,5,6,7,8,9
  ]
}

終わるとき。Dataにはjqでデータを書き込むことにします

{
  "Start":4,
  "End":13,
  "Column":"F",
  "Data":[]
}

こうしたいので下みたいに書いてみたよ

func writeNext(b *Body) {
    cur := b.Column
    var next string
    st := b.Start
    ed := b.End

    if cur == "Z" {
        next = "E"
        st = ed + 2
        ed = st + 9
    } else {
        next = string([]byte(cur)[0]+1)
    }
    wd := Body{
        Column: next,
        Data: []interface{}{},
        Start: st,
        End: ed,
    }
    path := "next.json"
    jb, err := json.Marshal(wd)
    if err != nil{
        log.Fatal(err)
    }
    ioutil.WriteFile(path,jb,0644)
}

読み込み側はこうだな

func readNextJson() *Body{
    path := "next.json"
    b, err := ioutil.ReadFile(path)
    if err != nil {
        log.Fatal(err)
    }
    var readData Body
    if err := json.Unmarshal(b,&readData); err != nil{
        log.Fatal(err)
    }
    return &readData
}

こうやって修正したmainがこういう感じになった

func main() {
    spreadsheetId := "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
    ctx := context.Background()
    client := getClient(ctx,"client_secret.json")

    sheetService, err := sheets.New(client)
    if err != nil{
        log.Fatal(err)
    }

    rj := readNextJson()

    data := []*sheets.ValueRange{
        {
            Range: fmt.Sprintf("%s%d:%s%d",rj.Column,rj.Start,rj.Column,rj.End),
            Values: [][]interface{}{
                rj.Data,
            },
            MajorDimension: "COLUMNS",
        },
    }

    reqest := &sheets.BatchUpdateValuesRequest{
        ValueInputOption: "USER_ENTERED",
        Data: data,
    }

    res, err := sheetService.Spreadsheets.Values.BatchUpdate(spreadsheetId,reqest).Context(ctx).Do()
    if err != nil{
        log.Fatal(err)
    }
 

    fmt.Printf("%#v\n",res)

    writeNext(rj)
}

あとは好きなタイミングでこれをgo runすればいいですね。はー楽になった

終わり

Vim向けのGoプラグインが優秀なこともあって、Goはなかなか楽に書けるな〜と思いました。そのうちデータの集計とかもGoにまとめたいですね

Surface3にUbuntu Budgie 17.10をインストールする

windowsしんどいっす

ってsurface3が言ってた

surface3にUbuntu Budgie 17.10をインストールする

2年ほど前に中古でsurface3を買いました。価格は5万円ぐらいだったと思います。
買った時にはすでに尿液晶で、白いUIだと尿まみれでした

最近、強いノートPCを支給され、winマシンは要らなくなったのでsurfaceUbuntuマシンにしようと思っていろいろ迷走したのでその備忘録です
先に行っておくと、なんでうごいてるのかわからないという内容の記事ですので注意です。

SurfaceLinux

www.reddit.com

超有益な情報が集まっているredditがありました。名前も超そのままだ・・・

ざっくりやったこと

  1. Ubuntu 17.10を普通にインストール。しばらく使っていたらWi-Fiが死んだので終了
  2. Ubuntu MATE 17.10をインストール。こんどはSurfaceLinuxのGUIDEに沿ってやってみるも不安定なWi-Fi
  3. Ubuntu Budgie 17.10をインストール。後述のppaで追加できるカスタムカーネルを試そうとしたら16.04までだった。GUIDEを試して再起動すると画面がつかなくなった
  4. LiveUSBつくるのがダルかったのでUbuntu Budgie 17.10をもう一度インストール。GUIDEはすっ飛ばした。なぜか安定しているのでここで終わり

採用したやつ

OSはUbuntu Budgie 17.10を使いました。

ubuntubudgie.org

PlankTilixがデフォでインストールされているとか、何もしなくても黒UIなところとかシンプルで綺麗とかもあるんですが、コイツでしかちゃんと動いてないっていうのもあります。

これの前にUbuntu,Ubuntu MATEを試したんですがダメでした。僕はどちらも17.10をインストールしたんですが、redditにある解決策やGUIDEを試してもうまく動きませんでした。

Budgie 17.10だとインストールした瞬間から安定して動作していました。というわけでそれについてです

LiveUSBを作る

Ubuntu Budgie 17.10のLiveUSBを作ります。作り方は解説記事がたくさんあるのでそちらに任せます。

ubuntubudgie.org

インストールする

LiveUSBからUbuntu Budgieを起動するにはSecureBootをOFFにする必要があります。
BIOSを出すときは、WindowsでShiftキーを押しながら再起動ボタンを押せば楽にいけて便利です

Ubuntu Budgieが起動したらインストールします。今回はWindowsとお別れするのでディスクを削除してインストールしました。
Ubuntuのアップデートを同時にインストールしましたし、MP3とかも一緒にやりました

インストールしたあと

IBus

なんかIBusが死んでいます。このへんのツールにこだわりはないので動きそうなFcitxに乗り換えます。

kledgeb.blogspot.jp

Ubuntu Budgieじゃないとき

やはり普通のPCではないのでいろいろ普通に問題が山積みです。例えばWi-Fiが突然死したり、画面がすごい勢いで明滅します。

www.reddit.com

16.04をインストールする場合は上のリンク先が非常に役に立ちます。ppaを追加してインストールできるkernalが超いい感じらしいです(試せてない)

サスペンドできない

これは解決策がGUIDEに書いてあります。試してないので試したら追記します

バッテリー情報が取得できない

できないです。SurfaceLinux内でも話題に上がっていることの一つでした。どうやらカーネルのバグらしく・・・
106231 – Call-By-Reference-Constant - battery and power adapter not working, MSHW0011 driver needed, even in windows - Surface 3

パッチはできてるみたいで、PRもmergeされたぜ!みたいなこと書いててカーネル4.13に入るかもな!やったー!カスタムカーネル無しで動くわね!って感じだったけど結局revertされたらしい。

ここで配布されているパッチ当てればなおるのかな?英語もパソコンもなんもわからん

第35回シェル芸勉強会に参加しました

めちゃくちゃだよお・・・

第35回またまためでたいシェル芸勉強会の大阪サテライトに参加してきました。
この日大阪は寒かったので久しぶりにウインドブレーカーを取り出したんですがストリーミング配信の先は半袖だったので驚きました・・・

今回もはちゃめちゃな問題が多くて勉強になりましたし、倒れました。

【問題と解答】jus共催 第35回またまためでたいシェル芸勉強会

せっかく参加して何問か解けたので残しておこうと思います。想定解のはTogetterなりを見てくださいね。

問1

curl parrot.liveから流れてくるアニメーションをファイルに保存して再生する問題。いきなりあたまおかC

ファイルの種類に制限がなかったのでスクリーンキャプチャしてgifにしました(反則)

想定解ではawksleepしながら1行ずつ出力するものでした。awkってsleepもできちゃうんですね知りませんでした。

ところでこのアニメーションめっちゃ面白いっすね・・・

問2

数値と文字がペアになっている複数行のファイルから数値の行に文字を表示する。ファイルに存在しない数値の行は空行。

cat herohero | sed 'y/1234567890/1234567890/' | sed -E 's/(へ|ろ)/ \1/g'| awk '{x[$1]=$2}END{for(i=1;i<=13;i++) print x[i]}'

awk連想配列を使えば楽だなーと思ったので整形してからawkへもっていきました。呟いた後で他の方の解答を見ていたんですがsed 'y/.../'のところはnkf -Zの方がスマートでいいですね。さらにsed -Eの部分もろ|へをキーにするんじゃなくて[0-9]+正規表現の方がいいですね。勉強になります。

あとはsedc-f-も初めて知ったのでこれから使えたらカッコいいですね

問3

また数値と文字がペアになっている複数行のファイルがあるので、これを今度は集計する。
集計自体は難しくないけど出力の成形が少し面倒らしい

cat data |sort -k 1|uniq -c|awk '{x[$2]=x[$2]" "$3":"$1}END{for(i in x) print i,x[i]}'

直前のことが頭に残ってたのでawk連想配列を使うパターンで解きました。

dataを集計すると

$ cat data | sort | uniq -c
2 1 A
3 1 B
1 2 A
3 2 C
3 3 B
1 3 C
1 3 D
1 4 C

となるので、2レコード目をキーにして出力を整形しました。これは簡単(基準がおかしくなっています)
別解ではyarrというコマンドがあるのでそれで一発だよ。というのがありました。

後で気づいたんですけですけどsort-k 1はいらないっすね・・・。

問4

ひらがなで名前っぽい単語をランダムに生成する問題。名前っぽいとはみたいな

zsh -c "echo {あ..ん}"|xargs -n1|shuf -n6|tr -d '\n'|sed 's/.../& /'|awk 1

最初に作ったのがこれでした。zshのブレース展開で平仮名を作って6個選んで3つずつに分けて名前っぽく・・・

なりませんでした(なるわけがない)

なので次は名前ランキングみたいなのからスクレイピングすることにしました。

curl https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/2017/name-ranking.html | grep -oP "[あ-ん]+"|awk 'length($1)==3'

日本語だけ取り出した後、3文字のやつは名前と決め打ちで抽出しました。けっこうそれっぽかった

ゆうま
ひなた
あおい
みなと
そうま
はると
はると
そうた
あさひ
そうた
ゆうと
ゆいと
あおい
やまと
...

fakerを使うのかなーとか思っていたら適当に列挙して、mecabに通した後人名だけ取り出すというパワーシェル芸が想定解だったみたいです。すごい

問5

echo 響け!ユーフォニアムからはじめて下みたいな出力を得る。ぼくはこのアニメ見てました

響け!ユーフォニアム
 響け!ユォニアム
  響け!ニアム
   響けアム
    響ム
     
     
    ム響
   ムアけ響
  ムアニ!け響
 ムアニォユ!け響
ムアニォフーユ!け響

響け!ユーフォニアム問題は様々なパターンでの出題がありますが一問も解けたことがないです。これもそうでした。あたまいたい
少し前のLTでもあったように少しずつ解に近づけていく方法で行こうと思いましたが時間切れ。
想定解はsubstrでゴリゴリ削ってゴリゴリ並べて上を作った後、下の三角形をrevtacで作るものでした。このときmoreutilsに含まれているpeeを使うと楽だよというのを知りました。teeの出力先がコマンド版みたいなやつです。前々から欲しかったコマンドなので知れてうれしかったです。どうでもいいんですけどpeeっておしっこですよね

この問題は他の方の解答を眺めていました。vimシェル芸とかホントすごい・・・

問6

素因数分解したときに23以下の数だけで構成される自然数を1985個だす問題。急に数学かよ!?と思ったら数学オリンピックからの引用だそうで。競プロにもこんな問題ありそう

これは正規表現を書いていたら頭おかしくなってました。前問のせいですかね。
想定解では、factorは小さい順に素因数が出力されるのでawk$NFを見て23以下かを見るだけでOKのようですね。かしこい

問7

文字列の素数番目を読むと意味を成すような文字列を作る問題。楽そう(基準がおかしくなっています)

join <(seq 50|factor|awk 'NF==2{print $2}'|cat -n) <(echo 響け!ユーフォニアム|grep -o .|cat -n)| awk '{x[$2]=$3}END{for(i=0;i<=29;i++)print x[i]==""?"ユ":x[i]}'|tr -d '\n'|awk 1

響け!ユーフォニアム問題が解けなかった腹いせに響け!ユーフォニアムでやってみました

ユユ響けユ!ユユユユユーユフユユユォユニユユユアユユユユユム

10番目の素数が29なのでそこまでの配列をawkで作って素数じゃないところはユで埋めます。いままでjoinでやってきましたがpasteのが便利なんじゃないかというね?
せっかくsedcを覚えたので使って解いたのがこっちです

seq 10000|factor|awk 'NF==2{print $2}'|paste - <(echo 響け!ユーフォニアム|grep -o .)|head -n10|awk '{print $1"c"$2}'|sed -f- <(yes)|head -n29|sed 's/y/ユ/g'|tr -d '\n' |awk 1

問8

問6で作った自然数リストから4つ選んで掛け算したときの値がある値の4乗になっている組み合わせを1つみつける問題。全部探せだと無理だなってなった

最初誤読していて、リストの中から4乗の数を探すのかと思って解いたのがこれです。

$ yes|awk '{print "echo $(("NR"*"NR"*"NR"*"NR"))"}'|head -n30|bash|while read L;do cat a|grep -w $L;done
1
16
81
256
625
1296
2401
4096
6561
10000
14641

これは本当の答えではないんですが、ここから4つ選んで掛け算すれば4乗の数が作れるのでそれでOKということですね。

yes|awk '{print "echo $(("NR"*"NR"*"NR"*"NR"))"}'|head -n12|bash|xargs -I@ grep -w @ a|shuf -n4|xargs|sed 's/ /*/g'|bc|factor

4つランダムに取り出して計算、factorにかけます。これも何とか解けました。

1から1985個の条件に合う自然数20,111が最後なので4乗の数は11個しかないです。これなら結局全列挙できそうですねこれ
ところで記事を書いてて思ったんですが、awkで計算式を作ってbashに計算させてますがこれawkで完結しますよね・・・

yes | awk '{print NR*NR*NR*NR}' | head -n12 | shuf -n4 | xargs | sed 's/ /*/g' | bc | factor

LT

今回も難読化シェル芸でLTさせていただきました!!!難読化シェル芸だいすき!時間があったら詳細を記事にしてみたいとかおもったりします!せかしてくれたら早めにやると思います!!

www.slideshare.net

はじめはkanataさんによるA,z,記号,1,2でやる難読化シェル芸をみて「ヤバすぎ」とおもったんですが、面白そうだったので少しやってみたらなんかすごいことになりました。

C#のラムダとかで

list.Select(_=>_....)

みたいに書くのでそれがずっと頭に残ってました。だからどうとかではないんですが、頭はおかしくなりました。

何人かの方に気に入っていただけたようでとっても嬉しいです。いつか__で会話する日が来るといいですね(来ない)

まとめ

今回もとても楽しかったです!いつも大阪会場を用意してくださる方、主催の方々、ありがとうございました!(名前を出していいのかわからないのでぼかしています)

競プロはじめてから1年ぐらいたった

楽しい

でもつらいときもある

1年ぐらい経ちました

去年のこれぐらいの時期にAtCoderに登録したような気がします。(今使っているアカウントは4月末のコンテストから参加してたので正確な日がわからん)

コンテストには合計で43回参加してるみたいで、レートは水色一歩手前で揺れてますね。こう見ると成長がえっちらおっちらですねこりゃ。
1

コンテスト用のリポジトリはもいい感じ(?)にcommitが増えてきました。
github.com

なので覚えてることとかをせっかくなので書いてみようと思いました。

出会い

同期にICPCへ誘われて始めました。今思えば自分にはちょっとハードルの高い始め方だったようにも感じます。
自分はC#が好きなのでそれでやろうと思っていたんですが、ICPCC#が使えないのでC++でやってました。(早く使えるようになって)

ICPCまでは同期にC++教えてもらったり、ABCに出ていたりしていました。このころはSTLや競プロ的な問題文や解説の言い回しに慣れなくて四苦八苦してた覚えがあります。弊学の競プロサークルでは毎週バチャコンを行い終わった後に解説し合う、というのをやっていましたがみんなの解説が解らなくて例の顔みたいになっていました。

このころはとけてもABCのBまで・・・とかで、ようやくC問題やICPCの過去問の300?問題を読んで長考して解けるぐらいになったころに本番が来てしまってました。

ICPC

自分はA問題を担当しました。Aを解いた後はB,Cをメンバーが解いてる間にDを読んだりしてました。ICPCはチーム戦で、ggれないしPC1台しか使えないしとかで勝手が解らずにぶっ倒れてたことしか覚えてません。

結果は5X位ぐらいだった気がします。

そのあと

ICPCの後はせっかく始めたし、ということで続けていくことにしました。ここからはC#を使いました。C++でやってる時にLINQがあればな~と思うことが多々あったので・・・それなりにC#も速いですし。Visual Studioのインテリセンスがはちゃめちゃ強いですし。

ただジャッジサーバがだいたいmonoなのでこちらが未来のC#を書いてることが結構あるのが辛いところでした。(とくにAOJのやつ)

とりあえずAtCoderのC問題ぐらいがコンテスト中に安定して解けるように目指して過去問埋めをやっていました。まあ色んな所に書いてあるんですが、C問題ともなると競プロ的な知識がないと解けない感じだったので躓いていました。これは9月ぐらいだったと思います(レートのグラフもそうなってますね)

Cがちょっとわかる

C問題がちょこちょこ解けるようになってきたころが10月ぐらいからでした。なにか切っ掛けになるようなことがあった・・・のかは思い出せませんが気づいたらチョットワカルになってました。あえていうなら問題に対して「考えようとする気持ち」が一番高かった気がします。

コンテスト中にCまでは解けるのでD・・・と思って問題をみて無言になるのを繰り返していました。

最近

全然できません。昔聞いていたラジオで、「成長は階段みたいなもんで、なかなか伸びないとき、それは踊り場にいるだけだからもう少し頑張ろうな」って言ってたのを思い出します。完全にそれを感じてます。

400点を安定して解けるようにと思って400点埋めをしたんですが、これがなかなか。
これぐらいになるとやはり必要になる知識の幅が広くなってきます。今ある400を埋めきったところで次のコンテストをクリアできるかっていうとうーん・・・と思ってしまいます。

before
twitter.com

after
twitter.com

これが10月ごろと同じようにまた伸びへ転換してくれればいいんですが・・・!

あと自分の苦手な問題もよくわかってきた気がします。例えば

これですね・・・・こういうなんか・・・算数?みたいな問題が苦手です。算数サボったからかな・・・

偉そうで申し訳ないんですが、AtCoderの最近の問題はまた難しくなった気がします(質が上がったともいう)。
DijkstraやるだけUnion-Findするだけみたいなのは減って、それらを使うためにどうやって状態を減らすかとかが必要な気がします。まあこれが上手く思いつかないんですが

あとは考察が終わっても書くのが遅いのでこれも何とかしないと・・・

これから

やっぱコンテスト中とかに解けないと普通に凹むんですよね。めちゃくちゃ悔しいんですよ。他の人は解いてるのに己は・・・とか
終わった後は解説とか他の人の提出を見て「天才~~~!」とか「次は倒す!」と思うようにしています。ゲームってすぐクリアできても面白くないですからね。

次の1年はとりあえず水色になって、それからはまあその時考えます。

VisualStudioから棒読みちゃんを喋らせるやつ

VisualStudioから棒読みちゃんを喋らせるやつ

VOICEROID買っちゃってました

前々からVOICEROID気になってて、ネット記事とか読み上げてほしいなあ~って思ってたんです
まあでも諭吉さんぐらいはかかっちゃうわけで。「悩む理由が値段なら買え」っていうのはたまに聞きますが、やっぱ考えちゃうんです買った後のこと
別に動画とか投稿しないだろうし(これは大変だって聞くし)、これといった用途も思いつかなかったので伸ばし伸ばしにしてたんです

ところがそんなときAHSからVOICEROID2 紲星あかりが発表されまして
www.ah-soft.comhttp://www.ah-soft.com/voiceroid/akari/

めっちゃかわいいじゃないですか

めっちゃかわいいんです

しかも発売日が誕生日と同じだったんです

買うしかないじゃないですか

で発売日にDL版を購入したんです。で、しゃべらせてみたらスゲー可愛いじゃないですか
毎日いろいろ喋らせてウフフって思ってました

でも、僕オタクなんで
このエディタにコリコリ文字入力させるだけじゃ物足りなくなってきたんですね
シェル芸・・・とかWLSでの重い処理やVisual Studioのビルドとかが終わったらあかりボイスでお知らせしてくれたら嬉しいじゃないですか
嬉しいんですよ
じゃあできるようにしたいじゃないですか

色々調べていたら棒読みちゃんプラグインでVOICEROIDに飛ばせる奴があると
chi.usamimi.info
ch.nicovideo.jp

天才か。危うくまた車輪の再開発をするところだった。
この棒読みちゃんにタスクを投げればプラグインを介してあかりちゃんがしゃべるわけですね

さらに棒読みちゃんにはコンソールから棒読みちゃんに発言タスクを投げるやつが同梱されてました。天才じゃん
なのでWLSの重い処理が終わったときにあかりボイスが聞ける最高の環境は出来たんです
ですがVisual Studioのビルド終了時にも喋ってほしいんですよ。けどそんなのないので(システム音を弄る方法はあるが)

自分で作るしかないんですよおおおおおお

VSBouyomi

作った拡張機能の名前はVSBouyomiです。何のひねりもない名前ですが

github.com
アイコンとかほしいんですけどなんも思いつかなかった・・・

Visual Studio Market上に公開しようと思ったんですがなんかエラーがでてできませんでした。泣こう

VSBouyomiの機能

VSBouyomiはタイトルに書いた通り、Visual Studioから棒読みちゃんを喋らせる拡張機能です
Visual Studioのいくつかのイベントが発生したときに任意の文字列を棒読みちゃんへ送ることができます。今のバージョンでは棒読みちゃんのパラメータを弄ることはできません VisualStudioから棒読みちゃんへは棒読みちゃん側が用意してくれているTCP通信機能を使っています

インストール

  1. GitHubからリポジトリをクローン。もしくはvsixをダウンロードしてくる
    1. クローンしたならお手持ちのVisual Studioでビルドして下さい
  2. ビルドしたvsixもしくは、ダウンロードしたvsixをダブルクリックしてVisual Studioにインストールする

使い方

インストールされたVisual Studioツールバーを右クリックします。すると
toolbar
VSBouyomi Activateという項目があると思うのでクリック

ツールバーにボタンが追加されます
button
このボタンが押されるとVSBouyomiが有効になり、もう一度押すと無効化されます。あとはVSBouyomiが勝手にやります

設定

初期設定ではビルドが成功したときに「ビルド成功です」とだけ言いますが、これを変えたいときもあると思います
そういう時は[ツール]=>[オプション]からVSBouyomiの設定を開きます

option1

各設定項目の詳細は以下です

ネットワーク設定

項目 説明
IPアドレス 棒読みちゃんIPアドレスです
ポート番号 棒読みちゃんのポート番号です

棒読みちゃんTCP通信するときに使うパラメータです。デフォルトでは127.0.0150001が入っています

発言内容設定

どれがどのときに発言する内容なのかは項目を見てもらえばわかると思うので割愛です。ここではその詳細設定を書きます

option2

発言内容はbool値とstringの組み合わせでできています

項目 説明
すぐに? イベントが発生したら棒読みちゃんにたまっているタスクを取り消して直ぐに読み上げるかどうかです
テキスト 読ませたいテキストを入力します。空白の場合は読み上げを行いません

この程度のシンプルな設定にしたのは 細かい設定はVOICEROIDとプラグイン側でやれよ と思ったからです
最初は拾えるイベントは拾えるだけ拾って発言できるタイミングを増やしたり、WPFを使ったイケイケな設定画面とかも作っていたんですがだんだん 「いるんかこれ・・・」 となってしまったので全部バイバイしました

これでVisual Studioがあかりちゃんの声でしゃべるようになったので他の痛IDE拡張と組み合わせれば

ide

コード書いてる時もワクワクですね!(立ち絵はMtU氏のものです

今後のうんぬん

この間TypeScriptを触ることがあったのでVSCodeへVSBouyomiを移植してもいいかなあと思っています。まあ気が向いたらですね